かわいい子には旅をさせよ

2014年、夫が旅立ちました。透析をしています。

旧姓で届いた喪中ハガキ

夫が旅立ったその年の年末、
喪中ハガキの準備をしました。

義父母と義兄にはあえて出していませんでしたが
私には、義兄から喪中ハガキが届きました。

喪主の私に送る必要ってあるの?
そう思いながら、住所面をみました。

住所は実家の住所。
そして宛名は、私の旧姓で送られていました。

名字なんで変えてないし、実家に住んでいる
訳でもないのに、なぜ??
とてもショックでした。

宛名とか確認しないで出す?
これはやっちゃいけないミス、、、
怒りやら、悲しいやらで、やりきれなくなりました。

悶々としつつ、ある日御墓参りに行ったところ
義兄夫婦と鉢合わせ。

一気に気持ちが爆発してしまい
その喪中ハガキの画像と共に
どういう意味ですか?と問いただしました。

さすがにその画像を見て、謝ってくれましたが
あまりにも無神経な間違いに、我慢しきれず
結構、怒りをあらわにした覚えがあります。

郵送する前に確認しないなんて。
びっくりです。

インフルエンザで延期になった手術

13日に予定していたシャントの手術が延期になったので

そろそろ再予約しなければならない。

 

シャントについては使えなくなると生死の問題になるので、

(それほど大切なのです)

早々に手術日を決めてこないとなのだ。

 

痛いのは嫌だけど、やらなければ終わらない、、、

さっさと決めて、まな板の鯉となるしかない。

 

前は辛くても術後に夫が待っていてくれた。

今は、もうそれはないけど、そこが心細いけど

その気持ちは、ちょっ置いておいて

 

終わってから

 

「頑張ったよーーー」と報告している。

 

迷ってたりクヨクヨしていると、心配する気がして

 

「大丈夫!」

「頑張った!」

 

だけ、報告するように心掛けているのだ。

入院中からその後

49日法要から2ヶ月後、心身共に崩れてしまい入院しましたが

少し休めということかもしれないと、治療に専念することになりました。

 

腎臓の機能は横ばい。

せめて、息子が社会人になるまで元気でいたいけど

ちょっと難しいかもしれないと、この頃考えていました。

透析まで、そんなに時間がないかもと。

 

そして、退院して、体調が安定してきたら

実家の近くではなくて、もっと住みやすい所に引越そう、

それも考えていました。

 

周りが心配してくれるのも、声をかけてくれるのも

とても有難いことで、今でも感謝しています。

ただ、これからは自分が変わっていかなくてはならない、

自宅のことも含めて、やらなくてはいけないことが

沢山あると思ったのです。

 

死別も様々なかたちがある中、

私のような配偶者である夫をなくされた方は

世間の見方も、反応も変わることを

少なからず感じたことがあるのではないかと思います。

(勿論、そうでないかたもいると思います)

 

どこかでそれぞれの形で区切りが必要かもしれません。

私とって、それは別の土地で1人で暮らすことでした。

 

 

 

 

姻族関係終了届

私は、三回忌の直前に「姻族関係終了届」を提出しています。

これは、法的に夫の両親兄弟についての扶養義務を避けるためです。

 

夫とは家族でいたいので、名字は変えていませんし、

義家と全く付き合いをやめるという意味でもありません。

ただ、お墓の件で話をした時、なんとなく金銭的な面で

あてにされている節があって、不快でした。

 

とはいえ、息子は血族なので縁がきれることはないのですが

そこは息子が自由にすればいいし、本人とも話し合ってあります。

 

世間では批判もありますが、正直とてもスッキリしています。

いつまでも付き合っていかないとならないというストレスから

解放された、そんな気分でした。

 

大きな区切りとなりました。 

祭祀財産と三回忌

三回忌の前に、祭祀財産の継承について

義父に確認の電話を入れました。

 

今回、確認したかったのは、墓地についてでした。

 

49日の納骨の時、私は早く納骨してあげたいという

その気持ちだけで、義父の建てたお墓に納骨しました。

 

葬儀からずっと喪主、施主をしてきたのは自分ですが、墓地については長男の義兄が継承する話になっていました。

それは私の希望でもありました。

そのため、その件を確認したかったのです。

 

私と夫は、既に義父母と同居を解消していたので、 本来なら夫のお墓を建てるべきだったのかもしれません。

でも、義家は親戚も少なく、そんなにいくつもお墓を建てるより、皆一緒に入り、管理すればいいと考えていました。

 

しかし、義父の返事は

私がそのまま継承して、檀家の経費も払わなければ、私はそのお墓に入ることはできない。

ということでした。

 

これは色々な考え方があると思いますが、

それがわかっていたら、納骨せずに永代供養したのにと後悔しました。

1度納骨したら、勝手に動かすことはできません。

住職に相談して、今の時点では現状維持として

私自身は同じお寺で永代供養をしてもらうことに考えがまとまりました。 夫の方は、少し時間をかけて解決していくつもりです。 ただ、今回の話で、義父に対する不信感が募ってしまい、今後の付き合いについて距離をおこうと思うようになりました。 同居してた頃に感じていたことも後押しして、三回忌の前に姻族関係終了届を提出したのです。 名字はそのまま、ずっと夫の家族のままです。

インフルエンザ

先週、朝から喉が痛いと思ったら、

咳が始まり、翌日には39度超の発熱。

 

腎移植した病院に連絡して

すぐに診察を受けた。

 

結果はやっぱりインフルエンザだった。

こんな時、ひとりは本当に心細い。

身内が一緒にきてくれたが、夫のかわりにはならない。

とにかく、ひとりで休むしかないのだから。

 

それでも、一人暮らしをしている息子が

インフルエンザになっていないか、

身体は大丈夫かと、それだけは考える。

 

こんなポンコツな母で、息子にも心配をかけてしまうなぁと、申し訳なく思う。

 

早く元気にならなければ。

透析用のシャント再オペ

透析用のシャント。

血液透析受けるために、腕の動脈と静脈を繋げて血流の多い血管を作ります。

これは結構痛いです。

 

昨年の10月に手術したばかりですが、主になる血管が発達せず、

腕の側面や、手の甲の血管に血流がいってしまい、

来週、今回のシャントを閉じて、新しいシャントを作ることになりました。

今回は結構、傷が大きくなりそうです。

新しいシャントが使えるようになるまで、静脈カテーテル

透析することになります。

 

前回のカテーテル挿入では、腎不全末期の症状でつらく

叫んで暴れて疲労しました。

(身体がつらくなるまで放置したわけではなく、

実際は、夫の三回忌とお盆まで頑張りたいという希望があり

主治医も相談の上でのことでした。)

今回はすんなりできるように、深呼吸しながらやるつもりです。

痛いことは苦手です。

顔にかかるあのシートも苦手です。

でも、生きていくためにはまだ多分、何回もこういうことがある

そう思っています。

とりあえず来週、うまくいきますように。