かわいい子には旅をさせよ

2014年、夫が旅立ちました。透析をしています。

生きる為の透析

透析患者も色々です。
今日は、隣のベッドの患者さんのお話を書きます。

その日は、穿刺の順番が最後の日で、自分の番までベッドで待っていました。
すると隣のベッドの患者さんに話しかけられました。

年齢は50代前半、糖尿病2型で右足の指は切断されたそうです。
ご主人とは離婚されていて、お子さんも独立。
今は一人暮らしだそうです。

私は、死別で一人暮らし、息子は学生。
似たようなものかもしれません。

「透析がつらいからいつ死んでもいい」
「先生に、透析しないと死んじゃうよ!ときつく言われる」
「すく体重増えちゃう」
障害年金じゃやっていけなくない?」

「これから話しかけて!タメ口で話して」


タメ口って、、、しばらく聞かない言葉に鳥肌。


透析してると確かにイヤになることはあると思うのです。
しかし、何のために透析してるかというと
自分の場合は、生きていたいから。
まだやれることも、やるべきこともあるから。

手術もいやだけど、今はしがみついても生きたい。

そのために、食事管理したり、主治医やスタッフ、色々な人に
助けてもらってる。
助けてくれてる。感謝しかない。


しょぼくれる時があってもいいけど、
マイナスなことばかり言ってもきりがないし
人生が楽しくないと思う。


病気があっても、健康じゃなくても、生き方はその人次第。
不満ばかりじゃなくて、じゃあどうしたらいいか?
方法を考えたらいいのにって、聞いていて無言になってしまった。


どうせ言葉に出すなら、もっと明るい言葉がいいと思う。